2022年12月の国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組(Global Biodiversity Framework、GBF)」の2030年ミッションに基づき、「2020年を基準として2030年までに自然損失をくい止め、逆転させ、2050年までに完全な回復を達成する」という世界的な目標。「自然再興」と訳される。
日本では、この国際目標達成のために2023年3月に「生物多様性国家戦略2023-2030」が閣議決定され、2024年3月にはネイチャーポジティブ経済実現のために「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」が公表されている。