ゼロボード代表 渡慶次道隆が、桐朋学園小学校で脱炭素をテーマに授業を実施
未来を担う子どもたちに届ける、脱炭素の学びとメッセージ
株式会社ゼロボードの代表取締役 渡慶次道隆が、2025年9 月18日(木)、桐朋学園小学校(東京都国立市)にお招きいただき、6年生2クラスそれぞれに脱炭素をテーマとした授業を行いました。クイズを盛り込んだ構成で児童と一緒に楽しみました。
タイトルは「大人も知らない脱炭素の授業」。①地球で今何がおこっているの?②原因は?③脱炭素って?④私たちは何をすればよいの?の4つのアジェンダに沿って話しました。
地球で今何がおこっているの?
近年引き起こされている異常気象からの災害を実際の写真と共に振り返りました。15歳の時に学校でストライキを起こして気候変動対策を訴えたグレタ・トゥーンベリさんを紹介し、訴えた内容から大人たちが気候変動に真剣に取り組まなければならない深刻な状況について説明しました。原因は?
気候変動の原因、温室効果ガスが増える原因を紹介し、「40億年前の地球上には、どのくらいCO2があったか?」というクイズで盛り上がりました。二酸化炭素が固定され、引き換えに酸素が排出される光合成の仕組みを改めて理解し、植物にしかできない光合成の「逆」を人間が行なってしまうことで、CO2が増えていってしまうことを学びました。脱炭素って?
生活のどのような場面でエネルギーが使われているか、どうすればCO2が減らせるのか、どのような社会が「サステナブル」なのか、について考えました。エネルギー消費を我慢するのが本当にサステナブルか?をそれぞれが考え、実際に行われているCO2削減事例(CFPつき商品、規制など)を示し、色々な方法があることを紹介しました。
そして、そのCO2を算定して見える化するツールとして「Zeroboard」があることを紹介しました。私たちは何をすればよいの?
渡慶次は、子供たちに取り組んで欲しいことは、省エネのための様々な我慢でもCO2削減でもない、CO2削減は大人の仕事だ、と話しました。
子供たちに取り組んで欲しいこととして、以下の3つのメッセージを伝えました。
- 外に出て自然と触れ合うこと。
今どんな虫が生きているか、今どんな花が咲いているかを知り、太陽の暖かさを感じることで、自然からの「警告」に気づき、それを周りに伝えること。 - 勉強すること。
理科や算数:EVなど新しい技術を見つけられる
国語:人を感動させ、動かす言葉を身につけることができれば、一緒に進む仲間ができる
英語:世界中の研究者やビジネスマンと話すことができて、世界が広がる - 社会を変えるリーダーを選ぶこと。
みんなが選挙権を持つまで6〜7年。
子育て問題、環境問題など、政治家はそれぞれマニフェストを掲げている。その中でどんなエネルギー政策を掲げる人か考えて選んでみよう。
児童の皆さんはクイズにも積極的に参加し、一生懸命に聞いてくださいました。今日の出会いが、子供たちにとって“未来をつくる第一歩”となることを願っています。小さな気づきや体験が、やがて社会を変える大きな力につながるはずです。未来を託す世代に触れ合えたことを心から感謝いたします。
桐朋学園関係者の皆様、この度は貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。
エネルギーについて説明する渡慶次
思い思いのクイズの答えに挙手する児童たち
一生懸命メモを取る児童
渡慶次のプレゼンを黒板にまとめてくださる有馬先生
桐朋学園小学校Webサイトの記事はこちらからご覧いただけます。
会社概要
社名:株式会社ゼロボード|Zeroboard Inc.(https://www.zeroboard.jp/)
所在地:東京都港区三田三丁目5-27 住友不動産東京三田サウスタワー10階
代表者:代表取締役 渡慶次道隆
設立:2021年8月24日
事業内容:ESG関連データの収集・管理・開示支援の総合クラウドソリューション「Zeroboard Sustainability Platform」の開発・提供/サステナビリティ経営に関するコンサルティング/ユーザーコミュニティ「All Aboard!」の運営

