ESG関連データの収集・管理・開示支援なら

受付中
8.4 (月) 16:00 8.4 (月) 17:00

GRI新スタンダード「気候変動 2025/エネルギー 2025」徹底解説 ~CSRD・ISSB・SSBJとも繋がる最新グローバル開示のポイント~


1997年から世界共通の自主的開示基準を策定してきた グローバル・リポーティング・イニシアティブ(GRI) は、ロンドン・クライメート・ウィーク 2025で、GRI 102「気候変動 2025」 および GRI 103「エネルギー 2025」 を新たにローンチしました。

新スタンダードは、GHGプロトコルに準拠したスコープ1〜3排出量の算定、科学的根拠に基づく「移行計画」や「公正な移行」の開示、再生可能エネルギーの利用状況や責任あるエネルギー利用に関する情報開示を求めるなど、脱炭素経営の実態と影響を包括的に可視化する枠組みを提供します。

これらの基準は、GRIと整合性の高い欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)やIFRS・SSBJ両サステナビリティ開示基準との併用にも対応しており、多様なグローバル開示フレームワークを統合的に活用したい企業にとって重要な内容となります。

本ウェビナーでは、GRI本部の基準開発責任者と、GSSB(グローバル・サステナビリティ基準審議会)理事が登壇し、

  •  GRI 102「気候変動 2025」 ・ GRI 103「エネルギー 2025」の詳細な解説
  •  IFRS S(ISSB)、SSBJ、CSRD/ESRS との相互運用性
  •  CDP質問書・SBTiネットゼロ基準への活用方法

     — をわかりやすく解説します。

後半では、質疑応答の時間を設けておりますので、ご不明点や課題感などにお答えしていきたいと思います。サステナビリティ開示を行う企業のみならず、機関投資家、評価機関、規制当局、NGOなどの多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【補足情報】

  • GRI 102「気候変動2025」スタンダード

科学に沿った世界の気候目標に基づく温室効果ガス(GHG)の大幅な排出削減を支援すべく、GHGプロトコルに基づいたスコープ1~3排出量算定、気候変動の緩和と適応に関する具体的な「移行計画」の策定と、労働者、地域社会や先住民への影響を考慮した「公正な移行」を含んだ開示ツールを提供

  • GRI 103「エネルギー2025」スタンダード

気候変動の緩和に向けた各組織の脱炭素・省エネへの努力、化石燃料および再生可能エネルギーの使用状況、責任あるエネルギー利用などについての開示を求める内容

※GRI 102「気候変動2025」、GRI 103「エネルギー2025」両スタンダード(現在英語のみ、日本語版は2025年10月発行予定)のダウンロードはこちらから。

お知らせ・注意事項

  • 本ウェビナーの内容は、予告なしに変更されることがあります。
  • 「Zoom」を使用したオンラインセミナーです。
  • 配信用URLは当日朝までに、ご登録メールアドレスに送付いたします。


開催概要

イベント名
GRI新スタンダード「気候変動 2025/エネルギー 2025」徹底解説 ~CSRD・ISSB・SSBJとも繋がる最新グローバル開示のポイント~
開催日時
8.4(月)16:00〜8.4(月)17:00
申込締切
8.1(金)14:00
開催場所
オンライン(Zoom)

登壇者

  • GRI基準開発シニアマネージャー
    マルゲリータ・バルビエリ

  • グローバル・サステナビリティ基準審議会(GSSB)理事 株式会社ゼロボード ゼロボード総研 所長
    待場 智雄

    朝日新聞記者を経て、国際的に企業・政府のサステナビリティ戦略対応支援に携わる。GRI国際事務局でガイドライン改訂等に携わり、OECD科学技術産業局でエコイノベーション政策研究をリード。国際再生可能エネルギー機関(IRENA)で世界各地の再エネ技術データのナリッジマネジメント担当、UAE連邦政府でグリーン経済、気候変動対応の戦略・政策づくりを行う。国連気候技術センター・ネットワーク(CTCN)副所長として途上国への技術移転支援を担い、2021年に帰国。外資系コンサルのERMにて脱炭素・ESG担当パートナーを務め、2023年8月よりゼロボード総研所長に就任。2024年1月よりグローバル・サステナビリティ基準審議会(GSSB)理事を務める。上智大学文学部新聞学科卒、英サセックス大学国際開発学研究所修士取得。

セミナー申し込み