GRI新スタンダード「気候変動 2025/エネルギー 2025」徹底解説 ~CSRD・ISSB・SSBJとも繋がる最新グローバル開示のポイント~

1997年から世界共通の自主的開示基準を策定してきた グローバル・リポーティング・イニシアティブ(GRI) は、ロンドン・クライメート・ウィーク 2025で、GRI 102「気候変動 2025」 および GRI 103「エネルギー 2025」 を新たにローンチしました。
新スタンダードは、GHGプロトコルに準拠したスコープ1〜3排出量の算定、科学的根拠に基づく「移行計画」や「公正な移行」の開示、再生可能エネルギーの利用状況や責任あるエネルギー利用に関する情報開示を求めるなど、脱炭素経営の実態と影響を包括的に可視化する枠組みを提供します。
これらの基準は、GRIと整合性の高い欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)やIFRS・SSBJ両サステナビリティ開示基準との併用にも対応しており、多様なグローバル開示フレームワークを統合的に活用したい企業にとって重要な内容となります。
本ウェビナーでは、GRI本部の基準開発責任者と、GSSB(グローバル・サステナビリティ基準審議会)理事が登壇し、
- GRI 102「気候変動 2025」 ・ GRI 103「エネルギー 2025」の詳細な解説
- IFRS S(ISSB)、SSBJ、CSRD/ESRS との相互運用性
- CDP質問書・SBTiネットゼロ基準への活用方法
— をわかりやすく解説します。
後半では、質疑応答の時間を設けておりますので、ご不明点や課題感などにお答えしていきたいと思います。サステナビリティ開示を行う企業のみならず、機関投資家、評価機関、規制当局、NGOなどの多くの皆様のご参加をお待ちしております。
【補足情報】
- GRI 102「気候変動2025」スタンダード
科学に沿った世界の気候目標に基づく温室効果ガス(GHG)の大幅な排出削減を支援すべく、GHGプロトコルに基づいたスコープ1~3排出量算定、気候変動の緩和と適応に関する具体的な「移行計画」の策定と、労働者、地域社会や先住民への影響を考慮した「公正な移行」を含んだ開示ツールを提供
GRI 103「エネルギー2025」スタンダード
気候変動の緩和に向けた各組織の脱炭素・省エネへの努力、化石燃料および再生可能エネルギーの使用状況、責任あるエネルギー利用などについての開示を求める内容
※GRI 102「気候変動2025」、GRI 103「エネルギー2025」両スタンダード(現在英語のみ、日本語版は2025年10月発行予定)のダウンロードはこちらから。
お知らせ・注意事項
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