【GRI】繊維・アパレル・ジュエリーのバリューチェーンにおけるESGとは?ーGRI開示基準草案を基に

1997年より世界共通の自主的サステナビリティ開示基準を開発してきたグローバル・リポーティング・イニシアティブ(GRI)ではこのたび、繊維・アパレル業界を対象にしたセクター別スタンダードの草案を公開しました。
2025年9月28日まで同スタンダード草案に対するパブリックコメントを募集中です。日本からも幅広く意見を募るため、公開草案の主要点を解説するウェビナーを開催します。
繊維・アパレル関連企業は生活必需品を供給し、世界経済の重要な担い手となっています。しかしながら、そのサプライチェーンは複雑かつ断片化されており、生産国における労働や人権の課題や消費サイクルの短縮化に伴う廃棄物やGHG排出量の増加など様々な負の影響ももたらしています。GRIセクター別スタンダードは、繊維生産、アパレル・ジュエリー・靴製造そして販売における企業のサステナビリティ影響やそれへの対応を可視化し比較可能にすることで、ベストプラクティスを世界に広めることを目的としています。
今回は東レ株式会社サステナブル経営推進室の松井滋樹氏を招き、GRIスタンダードやその他の基準を用いてサステナビリティの実践、サプライチェーンの管理、そして開示にどのように取り組んでいるか、また同スタンダード草案をどのように見るか、などについてプラクティショナーの観点から生の声を伺います。
草案へのパブリックコメントは、繊維・アパレル・ジュエリーセクターのステークホルダーが意見を共有し、基準の開発に貢献していただくための重要な機会です。多様な市場の実情を反映し、地域を問わずグローバルに適用できる基準を目指しています。
ウェビナーでは公開草案の解説に加え、コメントの提出プロセスを説明し、その後参加者の皆様との質疑応答を行います。繊維・アパレル・ジュエリー企業の担当者だけでなく、原料の製造者、関連する商社、小売業者、評価機関、規制当局、労働・環境団体などの多くの皆様のご参加をお待ちしております。こちらからご登録ください。
【補足情報】
繊維・アパレルセクター基準公開草案(英語のみ)
コメント用質問一覧(英語のみ)
コメント提出サイト(英語のみ)
お知らせ・注意事項
- 本ウェビナーの内容は、予告なしに変更されることがあります。
- 「Zoom」を使用したオンラインセミナーです。
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